最新作

私の推しは魔王パパ③ 乙女ゲームのラスボス娘に転生したけど、平和的解決を望みます!

人間と魔族が繋がる瞬間!波乱の冒険が新たな展開を迎える第三弾!

一つの国が滅ぶ夢を見た。
ゲームで過去として語られていた、一つの悲劇。それは今の私にとって――今年のことじゃない!?
どうして急にゲームの夢なんか見たんだろう。
戸惑っていたら、ジュリアスに〝その国へ行くから一緒に来てほしい〟と告げられた。
「実は、少し前に人間の国に書簡を送っていたのです。カリュディヒトスやリドーを倒すまでの間でもよいから、不戦協定を結べないかと」
「行く! 行きたい!」
しかもその国には、盾の陣という魔法陣があるらしい。ナターシア大陸を覆っていた結界を再構築するうえで、ヒントになるかもしれないんだって。
そんなの行くしかないじゃない!
今度は堂々と人間の大陸へ。王様に会って、協定を結んで、それで終わり――な、わけがない。
人間と魔族が繋がる第三巻!

目次

零章 亡国の騎士

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一章 一通の手紙

二章 キルナス王国と盾の巫女

三章 友情の花言葉

四章 赤く、紅く、朱く燃える

《閑話》それは、ありえたかもしれない物語②

書籍版特典SS

  • いめーじあっぷ・大作戦!
  • 娘からのプレゼント③
  • 別行動の理由
  • 熱い視線のその先に

著者からの一言

2巻とはまた違う国に向かう第3巻。
書下ろしを含めると、Web版から1.5倍近い分量になりました。
3巻はジュリアスと一緒に頑張る章。乙女ゲームの攻略対象も新たに登場します。既存キャラクターの普段と少し違う一面も見られるかも……?
お手に取って楽しんでいただけたら嬉しいです!
価格
電子版 ¥1,200 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥2,200 小売希望価格(税別)
ISBN
9784295602682
判型
四六判(ペーパーバック)
ページ数
236
発行日
2024年6月28日

⚪︎ キャラクター紹介

  • ディアドラ

    乙女ゲームのラスボス魔王の姿で目覚めた女の子

    気が付いたら魔王ディアドラの十歳時の姿になっていた。もとは日本の女子大生で、ラノベやゲームを好むライトなオタク。父を知らずに育ったため、『父親』という存在に憧れが強い。超のつく怖がりだが、毎日森に入っているおかげで、虫にだけはちょっと慣れた。月も星も見えないナターシアの夜が怖いので、明かりはつけっぱなしで寝る。

  • グリード

    人間と魔族の共存を願う、心優しき魔王

    ディアドラの父親であり、現在の魔王。常に無表情で無口だが、とても素直なお人好し。他人を信じすぎるところがあるせいで、不意打ちとだまし討ちにはめっぽう弱い。しっかりしてそうに見えて、かなりの天然。よくぼんやりしているが、周囲からは『思索にふけっている』と誤解されがち。

  • ジュリアス

    記憶力抜群な、魔王の側近

    魔王の配下、五天魔将の一人。ゲームでは攻略対象で、キャラクター紹介ページには『魔族一の切れ者』と書かれている。幼い頃に父親から聞かされたグリードの話が格好よく脚色されてすぎていたため、グリード激推しに育った。グリードファンの同志に対しては突然評価が甘くなる。

  • ザムド

    強いやつが大好きな、ディアドラの友だち

    ディアドラの強さに憧れている男の子。すぐに戦おうと言うわりに、本人のレベルは高くない。ゲームではディアドラに次いで強く、五天魔将の座についていた。考えることは苦手。いつもニコニコしているが、ディアドラに冷たくされると、たまにしゅんとする。

  • ザークシード

    斧を振り回す重戦士

    魔王の五天魔将の一人で、ザムドの父親。声も身体も大きな気のいいおっちゃん。とてもおおらかなので、魔王城の壁を壊してしまおうがディアドラに服を焦がされようが気にしない。三児の父で、子どもたちが何かやらかしたときは鬼パパになって叱る。

  • カルラ

    脚で戦う女性武闘家

    五天魔将の中では唯一の女性。フィオデルフィアで人間に化けて行商人をし、ナターシアに食料などの物資を流している。誰にでも歯に衣着せぬ物言いをするが、特にグリードとザークシードには遠慮がない。説教スイッチが入ると誰にも止められない。

  • カリュディヒトス

    トラップ魔法が得意な老人

    元五天魔将の一人。魔法陣への造詣が深く、トラップ魔法やステータス異常を体に刻み込む魔法が得意。グリードの下についていた頃は、罪人に対する処罰を担当していた。前に出て戦うことは好まず、魔法陣や毒の探究にいそしむ研究者タイプ。

  • リドー

    破壊と略奪を好む、漆黒の双剣使い

    元五天魔将の一人。略奪も無抵抗の相手をいたぶるのも、強い相手に挑戦するのも好き。ある意味、最も魔族らしい性格をしている。腰に剣を二本さげているが、普段は一本しか抜かない。本気で戦いたいときだけ二本目を抜く。斬る時の感触が好きなので、魔法は目くらましくらいにしか使わない。

  • ルシア・ユルハ

    天真爛漫な未来の聖女

    乙女ゲームのヒロイン。ゲームでは聖女だったが、まだ覚醒していない。誰にでも心を開く、社交的な少女。恋愛スキルの低い鈍感で、幼なじみのトゥーリからの好意にはまるで気づいていない。料理は壊滅的に下手くそだが、本人は人並みにできると思っている。

  • ニコル・オリビエ

    人のために戦う聖職者

    攻略対象の一人。十七歳の若さで司祭に任じられており、ゲームでは『慈愛の聖者』と呼ばれていた。人間には優しく、常に穏やかに笑っているが、魔族や魔獣には冷徹。小柄で童顔なため、実際の年齢マイナス五歳くらいに見られることが多い。とてもまじめで融通がきかない。

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⚪︎ 著者プロフィール

夏まつり

楽しそうな催しがあれば飛んでいく祭好き。夏祭りで好きな屋台はベビーカステラ、好きな花火は線香花火。『ワクワク』と『楽しい』を糧に日々を生きている。初めて小説を書いたのは小学校の自由学習ノート。就職と同時に筆を置くも、創作の楽しさが忘れられずに出戻り。最近は寝る前に、幼児二人と即興の物語を作って遊んでいる。

⚪︎ イラストレータープロフィール

KISERU

東京都在住のフリーランスイラストレーターです。コミカライズ作画やキャラクターイラスト、装画などを手掛けています。

⚪︎ 試し読み

※環境によって試し読みが正常に表示されない場合、こちらのリンクから試し読みをご利用ください。

本の名前
価格
電子版 ¥1,200 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥2,200 小売希望価格(税別)
ISBN
9784295602682
判型
四六判(ペーパーバック)
ページ数
236
発行日
2024年6月28日

⚪︎ お好きな販売サイトにてご購入いただけます

印刷書籍版(オンデマンド)

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