妖精美少女が脳内で助けを求めてくるんだが?

テレパシーではじまる無口系『妖精』美少女とのドタバタラブコメ開幕!

他校の女子生徒の顔面を殴り、その報復で病院送りにされた……などという嘘っぱちの噂のせいで、山上篤史はクラスで孤立していた。
そんな彼には、ちょっとした特殊能力がある。それは、超能力者の匂いを嗅ぎ分けることができる、というもの。その能力によって、彼はひょんなことから、『妖精』と呼ばれている学校で一、二を争う美少女・白澤友里がテレパシー能力者であることを知る。
友里がテレパシーが使えることを知っているのは、篤史のみ。秘密の共有──そんな状況ゆえ、何故か友里は篤史にしばしばテレパシーを送るようになってきた──。

『篤史さーんっ、ここの問題の答え教えてくださーい』
『…カンニングをするな!』
『篤史さーんっ、暇なので対戦ゲームしましょう!!』
『…勉強中だろろうが!』
『篤史さーんっ、今日の晩御飯はステーキがいいでーす』
『…何故うちで食べる前提なんだ…』
『あ、篤史さーんっ!! 陽キャどもが遊びに行こうとか誘ってくるので、至急救援を要請しまーすっ!!』
『…何でそこまで必死に嫌がるんだよ!』

クラスでは無口かつミステリアスな印象で通っている友里だが、その正体は、生粋の人見知り。彼女は根っからの陰キャであり、周りの者たちから何かと誘われたりするのが大の苦手という『残念妖精』であった。そんな彼女に助けを求められては、断れずに何だかんだで手を貸してしまう篤史。
これは、そんな二人が送る、青春テレパシーラブコメ……のようなものである。

目次

一章 妖精、助けを求める

  • 直接脳内に……!
  • 昼寝中は静かにして
  • 他人との会話は難しい
  • クラスに美少女が二人の確率は?
  • 不良は赤点をとるという風潮
  • 研究者が変人なのはよくあること
  • 『いとこ』の漢字っていっぱいあるよね

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二章 妖精、部活動をする

  • 研究報告書(仮)
  • ラノベは一日十冊読むべし(無理です)
  • 時間は確認しましょう。いやマジで

三章 妖精、我慢の限界を迎える

  • 超能力も適度が一番
  • 呼び出しくらったら不安になるよね
  • 迷子の迷子の幼女
  • そろそろ我慢の限界のようです

四章 妖精、そろそろ本気を出す

  • 噂には噂をぶつけるんだよ
  • 解決への糸口は唐突にくるもの
  • 地味な嫌がらせほど、ストレスになる
  • 委員長、お前一体何者なんですか?
  • それでも、白澤友里は残念である

書籍化特典SS

  • 勝負で勝つために時には拘りを捨てることも必要である

著者からの一言

こんにちは、もしくは初めまして。新嶋です。
この度、「妖精美少女が脳内で助けを求めてくるんだが?」が発売されることになりました。
人生で二度目の書籍発売。まさに感謝感激です。これも全て、読者の皆様のおかげです。
今回は現代を舞台としたちょっと変わったラブコメを書かせてもらいました。読者や周りの人からは「え? どこがラブコメ? ただのコメディじゃね?」などと言われますが、これはれっきとしたラブコメです。少なくとも、作者の中ではそうなってます!
内容はWeb版に加筆した形となっていますので、既に知っている方も楽しんでもらえる形になっています。
イラストに関しては、七灯ツバキさんに担当していただくことになりました。
とても素敵なイラストなので、是非皆さまにも早く見てほしいです。
今後とも、何卒よろしくお願いします!
価格
電子版 ¥1,080 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥2,000 小売希望価格(税別)
ISBN
9784844379683
判型
四六判(ペーパーバック)
ページ数
204
発行日
2021年7月16日

⚪︎ 著者プロフィール

新嶋 紀陽

にいじま きよう

人生のほとんどを香川県で過ごしている眼鏡をかけた小説家。今作で二度目、さらには人生初のラブコメを書籍化。深夜に納豆ご飯などを食べながら、執筆作業に勤しんでいる。結果、虫歯になったり、腰を痛めたり、元々ふとましい体型がさらに太くなった。

⚪︎ イラストレータープロフィール

七灯 ツバキ

ななあかり つばき

日本マンガ芸術学院メディアアート学科卒。ライトノベルのイラストやキャラクターデザインを中心に活動し、鮮やかな色彩で日常的なものやファンタジーなどの作品を手掛けるイラストレーター。ナチュラルなものに関心があり、日々制作に取り入れている。

⚪︎ 試し読み

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本の名前
価格
電子版 ¥1,080 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥2,000 小売希望価格(税別)
ISBN
9784844379683
判型
四六判(ペーパーバック)
ページ数
204
発行日
2021年7月16日

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