2023年07月01日

🎧公式Spotifyプレイリスト全曲解説❗今回は〈バルトーク『舞踏組曲』第3曲〉です。

ピアノの悪魔と恋する剣士①

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第4番「荒々しく、そして迷いなく、まっすぐに」より

Track.23 : バルトーク『舞踏組曲』第3曲 ヤンドー・イェネー

この曲も『戦争ソナタ』同様、近代音楽入門としておすすめの一曲です。

バルトークはハンガリーに生まれ育った作曲家であるとともに、リスト直系の優れたピアニストでもあり、また民俗音楽の研究家でした。

『舞踏組曲』はブダペスト市の成立50周年式典のためにオーケストラ用に書いた音楽ですが、後にピアノ版に編曲しています。彼は収集した民俗音楽のエッセンス(リズムや音階など)を使ってオリジナルの音楽を作りました。先ほどのプロコフィエフと比べると、耳馴染みはないけれども、どこか親しみやすいと感じていただけるのではないかなと思っています。

ここまで登場した作曲家はみんな大好きですが、バルトークは特に好きな作曲家なので、気に入っていただけたら嬉しく思います。

演奏はヤンドー・イェネー。ハンガリーのピアニストということで選びました。もしかするとイェネ・ヤンドーと表記されているかもしれませんが、ハンガリーは日本と同じで苗字が先なんですって。だからバルトーク・ベーラも、バルトークさんちのベーラくん、ヤンドーさんちのイェネーさんです。

ピティナによる楽曲解説
Bartók, Béla:Táncszvit BB 86b Sz 77-3.Allegro vivace


Bartok : Dance Suite Sz. 77, Romanian Folk Dances / Jandó Jenő

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