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2023年06月24日

🎧公式 Spotify プレイリスト全曲解説❗今回は〈ドビュッシー『亜麻色の髪の乙女』〉です。

Track.18 : ドビュッシー『亜麻色の髪の乙女』ヴィキングル・オラフソン

ドビュッシーという人は、後の音楽にとても大きな影響を残しました。もしかしたらベートーヴェンと同じくらい、あるいはそれ以上かもしれません。

私たちがよく知る「ドレミファソラシド」とは違う音の並べ方を使ったり、これまで良いとされてきたのとは違う和音の使い方で、それなのに美しいという音楽をたくさん作りました。クラシックにとどまらず、ジャズやポップスにも影響を与えています。

彼自身は、インドネシアの民族音楽『ガムラン』や、葛飾北斎の絵画にも影響を受けています。色んな感性を吸収して自分の音楽に取り入れることについて天才的だったみたいですね。この曲も、ルコント・ド・リールという人の詩から作られています。

演奏はヴィキングル・オラフソン。アイスランドのピアニストだそうです。恥ずかしながら、今回の音源を選んでいる時に初めて知った方なのですが、感覚的に一番好きだと思った演奏を自信をもって選びました。

Debussy & Rameau / Víkingur Ólafsson